F. O
社会に貢献するだけではなく
自ら社会を
変えていきたい。
準公務員からキッズドアへ
転職した人
2020年入職
管理部総務
農学部卒業

- 2016年
- 国立大学法人採用、財務課配属
- 2018年
- 総務課異動
- 2020年
- キッズドア入職
教育支援事業部配属(事務局兼務) - 2021年
- 管理部総務異動
26歳、社会人5年目で
踏み出したキッズドアへの道
大学を卒業し、準公務員として大学事務の職に就いて1、2年が過ぎた頃。自分のこれからのことを、色々と考えるようになりました。
これからどういう部署でどういう仕事をしていきたいか。
このまま北海道にいたいのか。このまま準公務員でいるのか。
自分はどうなりたいのか、何がしたいのか。
職場の大学キャンパスでは、毎日たくさんの学生が学ぶ姿を目にしていましたが、私は、経済的な理由で進学をあきらめた高校時代の友人のことがずっと心に引っかかっていました。
学びたい気持ちがあるのにさまざまな外的要因で挑戦できない人たちがいる、それってどうなんだろう。
つまりは、子どもと教育にまつわる社会課題。となるとNPOという選択肢が見えるものの、一度は準公務員を選んだわけで、そう簡単に転職を決断できるわけはありません。
これは本当に人生をかけて、自分がやりたいことなのか?
そこで実際、週に一度仕事終わりに学習支援のボランティアを始めてみました。子どもたちと、他愛のない会話をするような時間に、財務、人事、労務、といったパソコンや書類相手の日々の疲れを癒してもらったと思います。そして少しは子どもたちの役に立っているという感触もありました。
さらに一歩踏み出すか、踏み出さないか。
でも、どうしよう。そんな迷いの中で出会ったのがキッズドアでした。

子どものために最大限の時間を
使える仕組みを先頭に立って
創り出す
民間でも公務でもない狭間の部分を扱うのがNPOです。キッズドアの採用面接では、そんな困難な課題に対してみなさんが本当に熱意を持って正面から向き合っているのを感じることができました。
自分もここで、より社会的インパクトのあることがしたい。
2020年4月、キッズドアへと入職しました。
入職後、教育支援事業部のメンバーとして中学生の学習会を担当したのち、組織の管理体制を整える管理部総務の業務に携わるようになり、現在に至ります。
ここ数年、キッズドアが組織的に大きく成長を遂げているなか、組織全体のガバナンス強化や、内部規程の見直し、運用の整理など、子どもたちはもちろん、職員や団体を守るための仕組みを創り出すのが私のミッションです。
大学事務職時代の財務、人事、労務の業務経験をもとに、自ら考え、積極的に改善点を提案し、プロジェクトを実行しています。
現場のスタッフが事務的な作業に割く時間をなるべく減らし、生徒や学習会のために、少しでも余力をかけられるように。整えるべきことは尽きませんが、最初から最後まで自ら先頭に立って動き、「次はこうしたい」と思った改善にまた挑めるので、日々やりがいと手応えを感じています。

見守られ育っていく。
同じことを当たり前に
していきたい
入職1年目に、中学生向け学習会を担当した時のこと。
学習会が始まったばかりの頃は、生徒がまだ環境に慣れていないこともあり、コミュニケーションが難しいこともあります。
それでも毎回一言でも話しかけていくうち、生徒からいろいろな話を聞かせてくれるようになり、心を開いてもらえたかな、と実感できるタイミングがありました。徐々にできていくこの関係性は、学習支援に欠かせない第一段階で、勉強したり、挑戦したりというのは次の段階の話です。
自分自身も見守られて育ってきたわけで、それと同じことをしていきたいし、そうやって社会が続いていけばいいなと思います。
未来を作るのは間違いなく子どもたちです。すべての子どもが夢と希望をもてる社会の実現を目指して、これからも子どもたちが安心してチャレンジできる居場所や機会を作っていきます。
キッズドアが向き合うのは、このように社会全体で、考えていかなければならない課題です。責任が大きい分、やりがいも感じられる仕事ですので、社会を変えたいという熱意がある方とぜひ一緒に働きたいです。

ある1週間のスケジュール
- 月曜
- 外部研修受講+外部企業様打ち合わせ+業務改善会議
- 火曜
- 新規職員の保険加入手続き、貸与物品発注
- 水曜
- 統括会議+全体会議+総務打ち合わせ
- 木曜
- 内部規程の改正案作成、法改正への対応
- 金曜
- 管理部打ち合わせ+役職別会議+理事会
- 土曜
- 休日
- 日曜
- 休日